昨日、プロシオンを使っていたら急にインクフローがしぶくなって書きにくくなりました。インクがほぼなくなっていたので、新しいカートリッジに交換したのですが、フローが戻りませんでした。顔料インクを使っているせいかなと思い、ハンズでインククリーナーキットを買ってきました。最後のひとつでした。
ちなみに、インククリーナーキットにはプラチナ万年筆専用とヨーロッパサイズ専用があるので買うときには注意してください。
クリーナー溶液は5袋入っています。
プラチナ万年筆専用のスポイトが付いています。
こんな風に使うと、洗浄しやすくなります。
専用液は10倍希釈して使います。説明書によると一昼夜漬けるらしいので、明日の夜まで放置しておこうと思います。
ところで、ハンズに試筆できるキャップレスのFがあったので試してみました。ちょっと筆跡が太めかなと思ったのですが、書きやすさはわたしのキャップレスと似ていると思いました。
一般的に万年筆は金ペンが書きやすいと言われているように思いますが、金ペンにもハズレというか、相性が合わないペンもあります。使い込んだり、ペンクリニックで調整しながら書きやすくなったりしますが、納得できるポイントまで持って行けていないペンがあります。
そんな中、キャップレスは最も書きやすいペンです。ニブの感じやペンバランスが一番しっくり来ます。わたしのキャップレスは調整してもらっているので、調整なしのキャップレスが本当に書きやすいのか確信が持てなかったのですが、おそらく一般的に書きやすい万年筆なんだと思います。Fでも気持ちよく書けるので、Mはもっとすごいかもしれません。
そのほかは、カスタムヘリテイジ912のウェーバリーと、#3776センチュリーのMは書きやすいです。
ちなみに、評判のいいカスタム74はなぜかあまり好みじゃないです。
最後に平和記念公園の桜。今日はちょうど満開直前という感じでした。