6月26日に第28回日本文具大賞が開催され、機能部門グランプリにプラチナ万年筆のプロシオンが選ばれました。
ニブがステンレスにも関わらずしなやかな書き味であること、インクが乾きにくいスリップシール機構が選定の理由です。
プロシオンは日常的に使っている万年筆のひとつです。
使い始めの頃はインクフローがイマイチだったのですが、使っているうちにだんだん良くなってきました。
実際に使ってみると、ニブが適度にしなります。柔らかさを活用して線に抑揚をつけるというより、筆記時にペン先が紙に当たる衝撃を吸収してソフトな筆記感です。書き味も滑らかです。通常筆記なら中字が使いやすいと思います。ゲルボールペンの0.5くらいの太さです。
今は顔料インクを使っていますが、特に問題はないようです。