ぺんてるのAinが新しくなったので買ってきました。
厳密にはAin STEINが新しくなってAinになったということのようですが。
今日行ったところには0.7と0.9が売っていなかったので、とりあえず、0.5を買うことにしました。BはオレンズATの初期芯として持っているので、HBと2Bを買ってみました。
パッケージがだいぶ変わりました。
最初、どうやって芯を出すのかよくわかりませんでした。
芯を出すまでに2アクション必要です。
芯を出すためには、半透明な部分と黒い部分を上下にスライドした後に、それぞれを左右にずらす必要があります。文字で書くとめんどくさそうですが、実際は使いやすいです。
私は従来のAin STEINの芯の取り出し方式が嫌いでした。
フタをどっちに捻ればいいかわからないですし、捻ったときにどっちから芯が出てくるか見にくいです。小さな穴からなんとなく出てくるようなイメージで、使用感に爽快感がありません。
それに比べ、今回のはスパッと開き、芯が露出するのがなんとも爽快です。この芯の取り出し方式は秀逸です。
書き心地を比べてみましたが、最初は「全然わからないな」と思いました。
軸が違うからかなと思い、SMASHに新旧Ainを入れて書き比べてみました。
複数回、ブラインドテストをしてみましたが、ほぼ100%新旧の違いがわかりました。
新しいAinの方が明らかになめらかなのがわかります。比較すればわかりますが、一本渡されてどちらか?と言われたら最初はちょっと難しいと思います。ただ、しばらく使い比べていると、結構違うような気がしてきました。
筆跡で新旧を当てるのは難しいです。芯の尖り方や筆圧の揺らぎで筆跡の濃さが変わるからです。
筆跡が一番太くなるように芯を削った状態で、極力同じ筆圧で書いたのが次のものです。
若干、違いが明確になるようにレタッチしています。
下が新Ainです。若干、下が濃いように見えます。
ちなみに、2BはオレンズATに入れてみました。
オレンズATは自動芯繰り出し機構の影響で筆跡が掠れることがあります。2Bだと掠れても筆跡が濃いので良いかもしれないと考えたからです。
ちなみに、掠れを少なくするには、できるだけ筆記角度を大きめにする、下敷きを使う、掠れたらペンを少し回転させるなどのコツが必要です。0.2のオレンズネロとかだと、下敷きを使うくらいで掠れが目立ちません。