数表作成アプリは比較的よく使います。
これはf(x)、g(x)をあらかじめ決めておけば、xをインクリメントした時のf(x)とg(x)を求めて、数表として表示してくれる機能です。
私が一番よく使うのは0からスタートする等差数列です。
例えば、として、1ずつxをインクリメントします。
すると下のような数表が得られます。
ステップによる自動計算が終わっていても、[=]を押せば35行まで計算値を返してくれます。
普通のカシオの普通電卓なら27++=と押して、次々と= = =と押せば同じ数列を返してくれます。
私はとある規則でデータが格納されたスプレッドシートをPythonでグラフ化するときなどにこの機能を使っています。このような数列が一覧できれば、欲しいデータが規則通り飛び飛びに配列されている場合、どの列を参照するべきかが一目でわかります。
例えば、その3つ隣の列を参照したい場合は、g(x)を作るか、f(x)の式をいじればオッケーです。
もちろん、こんなことはiPhoneの表計算の方がはるかに利便性や一覧性が高いです。
それらを使わないのは、ルアーで魚を釣るみたいなもはや好みとか趣味の問題の領域です。
この趣向は、初めてポケコンを見せももらった時のワクワク感が原体験としてあるような気がします。限られた小さな機能が、工夫次第では無限の可能性を秘めているような状態にワクワク感を感じてしまいます。
そういう観点から見ると、スマホはあまりにも便利すぎて趣に欠けます。笑