好きなブルーバックス その1

ブルーバックスが好きで、読むかどうかは別として、気になる題名の新刊が出るとついつい買ってしまいます。

今日は好きなブルーバックスその1。

ベスト1というわけではなくて、たまたま今読み直しているブルーバックスです。

今日から使える物理数学

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微分方程式、ベクトル解析、複素関数、フーリエ解析がコンパクトによくまとまっています。ユーモアのある語り口で、ところどころに歴史的な科学者の話題も書いてあって、読み物としておもしろく書かれています。

専門家からすると基礎の基礎なんだと思いますが、数学を道具として扱うレベルの私にはいい感じのレベルです。読んでは忘れて、時々読み返す本で、気に入ってます。

私は割と何でも屋みたいな立ち位置で仕事をしてきましたし、今もいろんな分野のことを広く浅く勉強しています。時々、ここはある程度ちゃんと理解したいと思うこともあって、簡単な専門書を読んだりしますが、結局、数学が出てきてしまいます。ある程度はわかった気持ちでスルーする力も必要と思いますが、軽く本質を押さえておくと理解が進むこともありますね。

ここに立ちかえればここまでは理解できるという見込みを持てる本を持ってることが意外と大事だと思っていて、この本はそんな本のひとつです。いわゆる座右の書として耐えれる本に出会えることは割と少ない気がします。

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