この記事を読むときには注意が必要。“Wi-Fiが付いただけ”と思ったら大違い――リコーイメージング「GR II」 - ITmedia デジカメプラス

“Wi-Fiが付いただけ”と思ったら大違い――リコーイメージング「GR II」 (1/3) - ITmedia デジカメプラス

ちょっと気になったので、ブログにまとめておく。

GRはファームウェアが2.03、3.00、4.00と3回変更されたのだが、最初のファームウェアのバージョンアップで47mmクロップという機能が追加された。それと同時に、画質向上の改善もなされた。

以下の引用箇所はFirmware Update Software for GR|ダウンロードサービス/デジタルカメラ関連ソフトウェア | RICOH IMAGINGより

  • Exifタグ「画像入力機器のメーカ名」が"RICOH IMAGING COMPANY, LTD."になります。
  • フォーカスを「マルチAF」に設定した状態でのAFLはスポットAFになります。
  • ダイナミックレンジ補正を「強」にして撮影したRAWファイルを、カメラの「RAW現像」機能でダイナミックレンジ補正「強」の設定で現像する際の、暗部の画質を向上しました
  • カメラの「RAW現像」機能で、明るさ補正と周辺減光を組み合わせて現像する際の画質を向上しました
  • 画像確認時間を「HOLD」に設定しカスタムセルフ撮影をする場合、設定した撮影間隔で自動的に次コマ撮影するようになります。
  • 画像設定「スタンダード」で撮影した画像を、詳細情報表示モードで再生するとスタンダードのアイコンが表示されます。
  • 一部シーンでのホワイトバランス「マルチパターンAUTO」の色再現を向上しました。
  • DNGファイルに設定されているColorMatrixを改善しました。
  • ISO感度が1600から3200、ノイズリダクション設定を弱・中・強・AUTOで撮影した場合の画質を向上しました。
  • Eye-Fi選択転送時の安定性を向上しました。

 

 ITmediaの記事の2ページ目を見ると、今回のレビューで使用しているGRには47mmクロップの機能がない。つまり、ファームウェアのバージョンアップがなされていない。なので、1ページ目の画質比較は厳密には「ファームウェアのバージョンアップをしていないGR」と「GR II」の比較なのだ。最新のファームウェア4.00にバージョンアップしたGRとの比較ではない。比較の際、問題にしている画質が2.03で改善された箇所と被る部分が多いので、この記事の比較はほとんど参考にならないといっていいだろう。

ファームウェアのバージョンアップにより機能追加されているという事実を注記せずに下のような言及をするのも少し問題だ。

GRは35ミリ相当のクロップモードを持ってたけどGR IIは35ミリに加えてさらに47ミリ相当と画角を狭くした設定もできる。 (ITmediaデジカメプラスより)

 ファームウェアを最新の4.00にしたGRでも47ミリクロップは可能である。