電卓の決定版 カシオ JS-20WK

会社では古い関数電卓、自宅ではポケット型の電卓を使っています。

ちょっとした計算ならそれでも問題ないのですが、少し多めに計算するとちょっと不満が出てきます。1番の不満は、人差し指でポチポチ押さないといけないので早く打てないことです。

そういうわけで手のひらサイズの電卓を買いました。色々迷いましたが、以前から欲しかったカシオのJS-20WKです。

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機能的にはスタンダードな電卓です。

今、自宅で使っている電卓と比較するとこんな感じ。

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SL-310Aも基本的な機能は問題ありませんが、いかんせん、この大きさでは指先ポチポチしかできません。

JS-20WKは見た目は普通ですが、細部をみるとそつなくきっちりした仕上がりです。重量も210.5グラムありますし、背面の滑り止めがよく効くので、机の上で安定します。

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液晶の表示もすごくきれいです。

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そしてなんといってもこの打鍵感と打鍵時の音が控えめなのがいいんです。

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難しい計算は関数電卓が得意ですが、計算によっては一般電卓の方が便利な場合があります。

2の二乗は2x=でいいですし、3乗、4乗は2xx===でいけます。

逆数も定数計算の操作を応用するとすぐに計算できます。例えば、1/4は4÷÷1=です。4÷÷で定数計算モードに入り、1=とすることで1÷4を実行するわけです。もちろん、単純に1/4ってことなら、1/4=で良いわけですが、下のような計算になるとそういうわけにもいきません。

これを利用すると1/(2*3+4*5)=なんかも2*3[M+]4*5[M+][MR]÷÷1=で0.03846・・・と計算できるわけです。この例だとそんなに便利か?って気もしますが、一般電卓の方が便利な場合は多いです。もちろん、三角関数とかπとかそういう特殊な関数や数字を扱う場合は関数電卓の独壇場ですが。

この電卓はおそらく経理などで使うことが想定されているようで、グランドトータルや検算なども可能です。

あと、高価なだけあって、5年保証がついています。

価格に見合う価値を感じるかは人それぞれだと思いますが、私は電卓の決定版だと思います。

スタイリッシュな黒やゴールド、ピンクなどのカラーバリエーションもあります。私はノーマルタイプが一番かっこいいと思います。ちなみに、JS-20WK-Nと最後に-Nが型番についたものが売っていますが、これはパッケージがブリスターパックのもののようです。中身は同じです。

 

 

 

オレンズネロ0.5を使うと勉強が捗る

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最近、オレンズネロの0.5を多用しています。

オレンズネロの自動芯出し機構は原理的にどうしてもガイドパイプと紙との摩擦が生じます。書き心地といっても、いろんな要素がありますが、滑らかさという点においては芯を出して書く普通のシャープペンシルよりも劣ります。書き心地を重視するなら、スマッシュやS10などが優れています。スマッシュとS10の0.7は名品だと思います。0.7は芯が折れにくく、ノックの回数が減るのが最大のメリットです。その割に線の太さにも違和感が少ないので、使い勝手のいい芯径です。

オレンズネロを使いこなすコツは2つあります。

  1. 筆記角度を大きめにすること
  2. 時々ペンを回転させてあげること

あと、下敷きなどを使って、紙面を硬くするのも有効です。

最近、集中的にオレンズネロを使っていて新たな発見がありました。

オレンズネロを使い続けていると、オレンズネロの使い方のコツが自然と身につくと同時に、筆記線のクセにも慣れてしまいます。つまり、オレンズネロを使いこなす最大のコツは、使って慣れることと言えるでしょう。

芯が折ず、ノックもしなくていいというのは、勉強するのにすごく適しています。ノックが大変だと思ったことはありませんが、しなくて済むならしない方が楽です。

オレンズネロには0.2や0.3もあり、こちらも使い慣れるといい道具になります。しかしながら、特に0.2は芯の減りが早く、芯を交換する頻度が上がってしまいます。一方、0.5だと芯の交換頻度も下がるので集中力を妨げません。

ぺんてる シャープペン オレンズネロ 0.5mm PP3005-A

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  • 発売日: 2020/10/10
  • メディア: オフィス用品
 

 

Acro500の謎パーツはブレ留めではなかった?

文具王の動画を見て、なるほどと思ったことがあったので、メモしておきます。

以前、Acro500のペン先にブレ留めのようなパーツがあると書きました。

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しかし、このメインの理由は多色ボールペンのリフィルを使うための工夫だというのです。

通常、細いタイプを先端バネ方式で固定しようとすると、リフィルの先端部分に突起が必要です。

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上の写真は上がAcro500のリフィルで、下がスタロジーの油性ボールペンのリフィルです。下のリフィルに突起があるのがわかると思います。しかし、上のようなリフィルだとバネを受ける部分がほとんどありません。

先端バネ式にするためにはリフィルを受けるパーツが必要なわけです。

ペン先と樹脂の段差が使えないことはありませんが、そこを使うとバネのストロークが稼げません。というわけで、リフィルを受けるパーツが必要なんですね。

多色ボールペンのようにリフィルを後端で固定する方法もあると思いますが、単色ボールペンではあまりそういう方式を見かけません。

ちなみにバネと受けパーツの重量は合計で0.34 g。

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口金の重量は2.18 gです。

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試しに、バネを外して無理矢理書いてみたところ、それでも先端のブレはあまりありませんでした。口金の寸法がいいんだと思います。

ネット上のアクロ500の評判ですが、まずまずといったところみたいですが、私は好きです。手帳用としてはかなりいいと思います。デザイン、大きさ、質感、価格のバランスがいいです。手帳用のペンは無くす可能性がかなり高いので、500円くらいが自己満足感とリスクヘッジのバランスがいいと思います。長期筆記用ではないと思いますが、そういう使い方でも問題ないでしょう。

ちなみに、下の記事で、バネの直径が一定じゃないものを使っているペンがあると書きましたが、その時にはどのペンかわかりませんでしたが、わかりました。

digistill.hatenablog.com

これです。

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OHTOのアメリカンテイストでした。

これもなかなかいいボールペンです。この質感で500円程度で買えるので、お買い得です。

 

 

 

歯間ブラシの決定版 ライオン DENT. EX 歯間ブラシ 4S

3ヶ月に1回、歯医者に行って、検診とクリーニングをしています。先日、歯医者でサンプルとしてもらった歯間ブラシを使ってみたところ、あまりの使いやすさに驚きました。

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私の歯の間は、所々すごく狭くて、小さめの歯間ブラシしか通りません。これまでSSSのものをよく使っていましたが、それでも狭くて入りにくいです。市販のSSSSのものも使っていますが、ワイヤーがふにゃふにゃでむしろ使いにくい感じです。耐久性もありません。

DENT. EXの歯間ブラシは4Sにも関わらず、ワイヤーがしっかりしていて、狭い隙間でもグイグイ入っていきます。

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超合金SAワイヤーというのを調べてみると、SUS316を使ったワイヤーのようです。SUSというのはステンレス合金のことで、よく使われるのはSUS304とかだと思います。SUS304と成分として異なるのは、2~3%のモリブデンを含有していることです。密度や機械物性などに違いはなく、腐食に強いようです。普通のワイヤーの材質がなんなのかはよくわかりませんが、SUSではないのでしょうか。あるいはワイヤーの編み方の問題なのか。

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4本入りで、500円くらいしました。全てにキャップがついていますが、高いです。

拡大するとこんな感じ。

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これを使ったらもうこれまでの歯間ブラシには戻れません。高いですが、ひん曲がったり、折れたりすることや、使いやすさを考慮すると高いとは感じません。

近所のドラッグストアで見たことはありませんが、ネットなら普通に買えるようです。 

ライオン DENT.EX 歯間ブラシ 4本入 4S

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