今日、オリンパスのE-P1を触ってきた。手にもってみると結構重量感があった。握った感じはそれほど悪くないが、操作はしにくいと思った。
やはり23万画素の背面液晶はちょっと物足りない感じがした。外付けのビューファインダーに14mmの単焦点という組み合わせだったが、ビューファインダーでの撮影は悪くないと思った。当然ながら、撮影情報は一切表示されないので、レンズ付きフィルムで撮影をしている感じになる。
レンズ交換の出来る高画質コンパクトカメラとして使うなら間違いはないだろう。ただし、撮像素子の大きさが異なることによる特性の違いはよく理解しておいた方がいいだろう。一般的なコンパクトカメラは被写界深度が深く（ピントが合う範囲が広い）、マクロ撮影が得意だ。また、超望遠レンズでも非常にコンパクトに設計できる。E-P1はボケを活かした表現ができるが、マクロ撮影は専用のレンズが必要になる。望遠レンズはそれなりにでかい。
この辺の違いが具体的にイメージできない人はE-P1を買うことはないと思う。いったいどんな人が買っていくのか興味がある。
