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ゼブラ クリップ-オン マルチ3000

しばらく文房具はチェックしていなかったんだけど、その間に「クリップ-オン マルチ3000」が発売されていたようだ。だいぶ前から噂は聞いていたが、なかなか発売されないのでボツになったのかと思ってた。
重量は21.0gでクリップ-オン マルチ2000と同じだ。
自分はクリップ-オン マルチ 500(数種類)、1000、2000を持っているが、一番バランスがいいのは500だ。1000はちょっと重いし、2000はグリップがつや消し仕上げなのでグリップ力がちょっと弱い。重量は重くても15~20g程度がいいように思う。1000の重量は24.9gなのだが、この数グラムが結構な違いに感じる。重量バランスもあるかもしれない。グリップは固めのラバー系か滑面凹凸(大きめ)が好みだ。
2000は表面粗さが大きいつや消し仕上げなので、手との接触面積が少なく凝着力が低くなるので摩擦係数が低めに感じるのではないかと思っている。摩擦力は教科書的にはF=μW(F:摩擦力、μ:摩擦係数、W:摩擦面への垂直荷重)なので、接触面積が変わっても摩擦力は変わらない(ことになっている)。しかし、この式は理論的に求められた式ではなく、最近はこの式が必ずしも成り立たないことが知られている。詳しくは書かないが、モノとの接触面積が大きくなると摩擦が大きくなることが知られている(この場合の接触面積とはマクロな接触面積ではなく、微細な領域で本当に接触している部分の接触面積の総和のことで、これを真実接触面積という)。つまり、中途半端にザラザラした表面がむしろ滑りやすくなる場合があるのは不思議ではない。もう少しおおきなスケールでザラザラしてくると、今度は幾何学的な食い込み(と一応しておく)が出てくるので、むしろ摩擦力が上がる場合がある(紙やすりを想像するといいだろ)。こういう摩擦の基本をおさえずに設計された筆記用具がたまにある。人体と接触するものの表面形状と摩擦の関係くらいはしっかりおさえた上で設計してもらいたいものだ(本気で取り組むと難しい問題だとは思うし、摩擦だけを考慮して設計すればいいわけではないが)。
だいぶ脇道にそれたが、そういうわけでクリップ-オン マルチ3000のグリップ部分の仕上げが気になるところだ。

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