LAMY AionのMと手持ちのSafariのMの太さを比べてみた。ついでにペリカーノJrのA、プラチナ プレジール0.5も同時に比較してみた。
(↓PelicanoはPelikanoの間違い・・・)
紙はジブン手帳のIDEAなので手帳用トモエリバーで、3 mm方眼だ。
インクの違いもあるのだろうが、サファリのMの方がアイオンのMよりも太い。特に、ペン軸方向に引いた線が太いようだ。ペリカーノジュニアやプレジールの0.5よりもアイオンのMは若干細い気がする。
上の万年筆は手帳やノート取りには少し太いと思う。しかし、アイディアだしのような雑記や数学や物理の計算にはちょうどいい(自分は分数などは2行使って書くので)。
↓6 mm罫線のコクヨのソフトリング。万年筆はアイオン。(円錐の体積を積分で求める例を示した)
極座標も問題なく描ける。
今回、ドイツの文房具屋を数件回ったのだが、ペリカーノジュニアとかラミーabc等の子供向け万年筆にはAだけじゃなくてMとかLもあった(ちなみに、日本の半額くらいで買える)。日本の場合、これらはたいていAと書いてあるニブしかないのだが、A、M、Lとどんどん太くなるようなので、勉強用としてMやLはちょっと太すぎるのかも。ただ、AionのMよりもペリカーノジュニアのAの方が太いので、メーカーによる差や個体差があるのかも。
下の動画を見ると、ラミー社のニブのグレードがわかる。
https://www.lamy.com/video/player.html?v=/video/21_Nibs_1.mp4
この動画によると、Aは勉強用、Mは基本筆記用(LHというのはLeft handつまり左利き用のMことだろう)、また、EF、F、B、BBとMが異なるカテゴリのニブということもわかる。だいたいどの店に行ってもMがメインで置いてあるので、ドイツではMが標準的な太さということになるのだと思う。実際、アルファベットを書いてみるとわかるが、Mでも太いとは感じない。漢字を多く書いたりする場合には、FとかEFが適しているし、手帳とかになると日本のFやEFがいい。
太さとは関係ないんだけど、ドイツのショッピングモールの中に入っている文房具コーナーの万年筆は売り物にカートリッジが刺さって試筆したような万年筆がたくさんあった。ドライアップしたらどうするんだろうか。
今、アイオンのインクを何にするか迷っている。