先日、OHTOのGS01の軸断面は六角形から滑らかに円に変化してると書きましたが、どうも使っているとそうじゃないことに気がつきました。
下の写真を見てください。
キャップレスで示しているところが光って白くなっていると思いますが、これは六角形の角張った部分から伸びていて、少し角張っている部分になります。
ちょっとわかりにくいので下のイラストを見てみてください。
極端に書いていますが、車線の部分が六角形の平面から伸びる面になります。
なので丸いと思われる部分を指で挟んで、ペンをくるくる回すと角張り感を感じることができます。
このデザインは秀逸で、丸っぽいところをつかんでもなんとなく六角感を感じます。また、私は考え事をするときには割とペン先が若干遠くになる感じに持ってサラサラと書くことが多いのですが、そういうふうにもつと完全に六角形を感じることができます。
ちなみに、上のイラストはGS01で描いていますが、油性ボールペンは掠れたような線が描きやすいです。まぁ、絵を描く機会も才能もないわけですが。
さて、GS01ですが使い勝手は非常にいいです。ただ気になる点が2点あります。一つはノックするとノック部がかちゃかちゃとうるさいこと、これはこの前も書きました。もう一つは少し傷がつきやすいことです。買ってすぐに一箇所、小さな打痕のようなものがあると気がついたのですが、それがもうひとつ増えています。最初は買った時から付いていたのかと思っていましたが、どうやら使っている時についたものなのかもしれません。もしかしたらどっちも最初から付いていたのかもしれません。アルマイトとはいえ、傷がつかないことはないので、傷がついても味と思う方がいいと思います。こういうペンはガンガン使って傷だらけになる方がかっこいいです。シルバーはそれが映える色だとも思います。
それらを差し引いてもGS01はいいボールペンだと思います。シルバーは一本も売れていなくて、あまり人気のない色なのかもしれませんが、私はシルバーが一番かっこいいと思いました。
昨日、広島市内の文房具店を何箇所か定点確認してきたのですが、GS01は見かけませんでした。
東京駅側のオアゾの丸善で見かけたNBP-507Rもなかなか良さそうでした。