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PG-METAL 350のクリップは素晴らしい

上から

  • PG-METAL 350(PG317)
  • GRAPH1000 FOR PRO(PG1009)
  • GRAPH600(PG605)
  • P209
  • orenz(PP1005G)

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よく見ると、それぞれ特徴があります。

以下、写真の右側を上とします。

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まず、PG1009ですが固定部分の上部から一旦上に上がって、下に降りるパターンです。真っ直ぐの部分はただの直線ではなく滑らかに湾曲していて、そのため剛性が上がっています。曲がるのはクリップのトップの曲がった部分です。

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GRAPH600は固定部分の下部からクリップが出て、いきなり下に下がっています。クリップは板状でP1009のような成形はなされていません。クリップの直線部分には剛性がなく、クリップ全体がしなるように開きます。このクリップはシンプルで安価に作れる反面、固定部分の下側からクリップを伸ばすことになり、固定部分分、クリップが下に寄ってしまいます。結果、手に干渉しやすいクリップになってしまいます。

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P209のクリップは固定部分の上部から一旦上に大きく上がって、下に降りるパターンです。PG1009とは形状が異なりますがクリップは丸みを帯びて湾曲しており、剛性が高くなっています。頂点がバネとして働きます。

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PP1005Gは固定部分全体からクリップが迫り出すようなパターンです。クリップは全体的に曲げて作ってあり剛性が高くなっています。剛性の高い部分が全体的にバネとして働くので硬いクリップです。上方への飛び出しもなく、下側にズレることもありません。

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最後にPG317のクリップです。基本的にはPP1005Gと同じような方式になっています。上方への飛び出しがないので、クリップの固定部分を限りなく上に持っていくことができます。クリップも曲面仕上げになっていて、意匠性が高く、剛性も高いです。しかしながら、手への干渉を抑えるためにクリップ全体が短く作ってあります。PP1005Gのようなクリップだと曲げモーメントが大きくなりすぎます。そこでクリップ上方の一部分に曲げ加工を施さない部分を作りそこがバネとして働くように作ってあります。

コンパクトかつ意匠性が高く、クリップとしての実用性も損なわない設計になっています。クリップとしては最も洗練された設計だと思います。大きさも最も短くコンパクトです。

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