最近、キャップレスにSEというシリーズが発売されました。
Twitterで実物の画像が出てき始めましたが、すごくきれいで欲しくなります。
私は絣(かすり)バージョンを持っていて、愛用しています。
ペン先はF(細字)です。すごく書きやすく、一番気に入ってる万年筆のひとつです。キャップレスを知らない人からすると、奇妙な万年筆に見えるかもしれません。万年筆の特徴の一つのペン先もこんなに小さくて、スタンダードな万年筆のイメージとかけ離れています。
実はキャップレスのニブは内部に入っている部分が長く、長さだけなら普通の万年筆と大差がありません。
銀色のロジウムメッキが施されていますが、材質は18金です。この細長いニブが金ペン独特のしなやかな書き味を醸し出します。また、細字にしては滑らかで、コピー用紙などでも引っかかりなく滑るように書けます。
華奢に見えますが、普通の万年筆同様、普通に筆記する分には強度的にも全く問題はありません。万年筆の良さはペン先が紙に接地する瞬間にあると思います。トンとペン先を紙に触れさせた時の当たりがボールペンなどと全然違います。
キャップレスSEは、ツイートなどを見る限り、樹脂で表面の柄を出しているみたいです。33000円とちょっと高めですが、すごくきれいで気になる軸です。