まだ1ヶ月ほど残っていますが、今年の印象に残った筆記具を振り返ってみたいと思います。
記事を見返しながら、ざざっとリストアップしたところ13個になりました。記事にする時点でほとんどの商品はお気に入りのものなんですけどね。
リストアップしたものをまず列記してみます。
- 三菱鉛筆 アルファゲルスイッチ 0.5
- プラチナ MSD-1500(通称?ツチノコ)
- 三菱鉛筆 クルトガダイブ
- パイロット ライティブ
- 北星鉛筆 鉛筆屋のシャープペンW07、ボールペンW
- ぺんてる カルム
- パイロット クーペ
- コクヨ キャンパス計算用紙
- パイロット カスタム74 BKK1000RB
- ブルーバックス科学手帳
- パイロット フリクションボールノックゾーン インスピレーショングリーン+青リフィル
- ぺんてる ケリー0.7(海外仕様)
- ゼブラ F-701
- アルファゲルスイッチ0.5は最も実用性が高いシャープペンシルだと思います。ものとして好きかどうかはまた別ですが、ストレスなく筆記したければこれを選んでおけば間違いないです。ただし、先端へのグリスアップは必須。
- MSD-1500は廃盤となりました。このシャープペンシルは見た目はちょっとクセがあります。しかし、作りや使用感は極上です。
- 3つ目は泣く子も黙るクルトガダイブ。下手な説明は不要。素晴らしいの一言。文房具ファンなら所有すべき逸品。使いにくくはないですが、書き味は上記2つに比べると普通。しかし、そういうことはどうでもいいんです。このようなシャープペンシルを製品化して販売できるところが三菱鉛筆の素晴らしいところです。そして、技術者の知恵とプライドを熱く感じます。こういう製品に出会うために私は生きています。というのは冗談ですが、こういう製品に出会うとワクワクします。
- ライティブは手持ちの万年筆の中で1、2位を争うほどの滑らかな書き味です。総じてパイロットの鉄ペンはレベルが高いです。個人的にはライティブとプレラがあれば、実用的には十分です。金ペンもいいですが、趣味の範疇かなぁと思ったりします。キャップレスのFのナンバーワンは不動ですが。迷ったらライティブ買っとけば間違いないです。安いのも魅力。コンバーターCON-70と組み合わせるのが○
- 鉛筆屋のシャープペンW07、ボールペンWは懐かしい鉛筆の風合いを残しつつ、非常に作りのいいシャープペンとボールペンになっています。
- カルムはグリップとインクがよく、書きやすいです。残念なのはノック部分。個人的には普通のノックボタンにして欲しかった。静音機能とか変なデザインよりも実用性を重視したい。
- クーペは比較的安価なミドルクラスのノック式の金属口金ボールペンですが、非常に完成度が高いと思います。デザインにそれほど特徴がなく、中途半端な価格のため、あまり注目されるような立ち位置にありませんが、素晴らしいペンだと思います。この後、コクーンやS20、カスタム74のボールペンを買うきっかけになりました。
- キャンパス計算用紙は試筆や勉強用に最適な用紙だと個人的には思っています。ちょっと薄くてツルツルした紙が最高に好きです。この紙だと不思議と勉強が捗ります。ノートとしてはちょっと頼りない気がしますが、計算用紙としては至高。
- クーペに始まったちょい高級路線のボールペンの総仕上げとしてカスタム74 BKK1000RBを買いました。価格に見合う期待した通りの使用感で満足しています。モンブランとかは使ったことがありませんが、個人的にはカスタム74で十分かな。
- ブルーバックス科学手帳を手に入れたことをきっかけに、いろんな企画系の手帳に視点が向きました。歴史手帳とか元素手帳、天文手帳などなど、使ってみたい手帳がたくさんあります。
- フリクションボールノックゾーンはボールペンでは最も話題性が高かったと思います。樹脂グリップのモデルに青インキを入れて使うのが気に入っています。
- ケリーの0.7はずっと欲しいと思っていたペンでした。ネットで買えばすぐに買えるんですが、なんでもかんでもネットでは買いません。特に文房具はそうです。これもいつも行くフタバ図書で見つけたんですが、こういう意図せぬ出会いがうれしいです。ネットでの購入にはない魅力があります。だから、私はなんでもかんでもネットで買うことはないです。定番品や実用品は安ければ積極的にネットで買いますが。
- F-701はケリーの0.7と同時に出会って購入したペンです。これは実用ボールペンとして実にすばらしい。旧油性タイプのノック式ボールペンとしては最高の一本と言えます。デザインは好き嫌いが分かれやすい感じですが、好きな人にはたまらないデザインだと思います。
さて、あえてこの中から3つ選ぶことにします。それでは結果から。
- クルトガダイブ
- フリクションボールノックゾーン
- ライティブ
この3つをベスト3にしたいと思います!
クルトガダイブとフリクションボールノックゾーンは確定です。新商品で、話題性も高かったので客観的に見てもこの2本は妥当だと思います。私は文房具は実用品だと思っているので、コスパや入手性も無視できません。そういう意味では廃盤品や手に入れにくいものも若干選びにくいです。ボールペンとシャープペンシルが一本ずつ選ばれているので、最後の一本は万年筆のライティブを選びたいと思います。