プラチナセンチュリー3776ローレルグリーン

万年筆は使用頻度の低いものはインクを抜いて保管しています。

一方、購入してからずっとインクが入っている万年筆も何本かあって、その中のひとつがプラチナのセンチュリー3776 ローレルグリーンです。2019年の3月に東京の丸善で買いました。

パイロットのキャップレスもお気に入りの一本ですが、キャップレスはなめらか系です。一方、3776はサリサリ系です。サリサリ系ではありますが、紙への引っ掛かりを感じるほどではありません。

万年筆の良さは、ペン先が紙に触れた瞬間にインクが紙に乗ることです。また、その時の衝撃をニブの弾性がうまく逃がしてくれます。

インクは純正のブルーブラックを使っています。いわゆる古典インクで、耐水性がそこそこあります。3776にはスリップシール機構が実装されているので、しばらく使わなくてもペン先が乾くこともありません。古典インクでも安心して使えます。

中字の線幅はゲルボールペンの0.5と同じくらいで、筆圧によってはちょっと細く、普通に筆記するのにちょうどいい太さだと思います。

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