モノへの執着を捨てることができるか

横幅150 cmの自作の机を使っている。身の回りはスッキリとした方がいいんだろうけど、どうしても本が両サイドに積みあがり、文房具が散乱する。

f:id:digistill:20170205123210j:plain

断捨離という言葉があるが、自分は興味があるモノはとりあえず一度は手にしてみた方がいいと思っている。せっかくいいモノがあるのにそれを知らないのはもったいないと思うからだ。本と同じようにモノにも人の知恵があり、思いがこもっている。モノを手にするというのはそういう情報や思いに触れることである。

色んなモノを知ることで自分に本当に必要なものが見えてくる。不思議なもので、モノに触れる機会を増やすことでシンプルな方向に少しずつ収束していっているような感覚が出てくるのだ。

モノや情報にあふれている今、モノを知らずに過ごすことは不可能だ。知っているのに知らないふりをするのは不自然だし、ストレスを感じるのではないか。一度は煩悩に身を任せ、知識を増やし、自己を確立し、世の中とはどういうものか、自分とは何なのかをある程度知ることが必要だ。そういうプロセスを経なければ、本質的なモノへの執着というのはなくならないのではないかと思う。

ちなみに、自分はモノが好きだし、色んなモノを目にして手にしたいと思う。一度手に入れたものには愛着もある。しかし、収集癖はないし、モノに執着することもあまりない。実用品として自分の役に立つ最低限度のモノを選ぶために、色んなモノを知っておきたいというだけのことだ。