サラサグランド(新型) ビンテージカラーはゲルバージョン ブレンなのか?

サラサグランドが改良されて新型として発売されました。

サラサグランドは1000円という価格にも関わらず高級感があり、以前から欲しいと思っていたので、この機会に買ってみました。

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新しいサラサグランドは、金色のクリップにマットな塗装が施されており、高級感があります。インクは全てビンテージカラーとなり、それに合わせて軸のカラーも11種類のビンテージカラーとなっています。

私は普段、青系のインクをメインで使うので無難にブルーブラックのインクが入った、ダークブルーにしました。

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リフィルはJF-05芯なので、普通のサラサのインクと同じです。

重量は24.5グラムでズッシリとしています。比較的低重心で、軸の真ん中のロゴの辺りが重心となっています。マット塗装は比較的滑りやすいのですが、グリップ感はそれほど気になりません。個人差はあるかもしれませんが、普通です。

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サラサグランドでちょっと気になるのはこのクリップのでっぱり。何も考えずにノックしようとすると干渉します。ただ、致命的に問題かというとそんなことはなくて、そういうものだという認識があれば、手の感覚で普通にノックできます。

さて!

実は新型のサラサグランドで一番気になってたのは、ペン先のグラつきへの対策です。発売前から、ペン先がぐらつかないように改良されているという噂がありました。そうか、、ゼブラといえばブレンのメーカー。ブレンのダイレクトキャッチが実装されている可能性は十分にあります。

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ちょっと見えにくいですが、ペン先の内側に白い樹脂が見えます。

これはブレンのダイレクトキャッチに似た部品ではないかと思います。

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実際書いてみると、その効果を感じます。ブレンほど静音ではないですが、金属軸ボールペンにありがちなカチカチ感はほとんどありません。ブレンほどじゃないのは軸が金属だからだと思います。

以前も書きましたが、ブレンは決してペン先が動かないというわけではありません。内部に芯を受ける樹脂部品があり、芯の先の金属部品が口金にダイレクトに当たるのを防いでいます。芯をつまんで動かして、ペン先の様子を観察すればどういうことかよくわかると思います。

ルーペで観察すると、多く動く方向とそうじゃない方向があります。多く動く方に無理やり動かすと、部品が動いたかなという感触があります。無理やり動かして部品が偏ると、カチカチが出てきたりします。

ただし、総じて使用感は良好です。

最後に、サラサの軸には単色のジェットストリームのリフィルが無改造で入ります。ジェットストリームのリフィルを入れたら、ジェットストリーム版のブレンが出来あがりました。

ブレンのエマルジョンインクはダマができやすく感じることがあります。ジェットストリームの0.5を入れると、かなりいい油性ボールペンとなります。

とはいえ、デフォルトのインクも書きやすいですし、ビンテージカラーがおしゃれなので、そのまま使うのもいいかと思います。

 

 

 

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