オレンジビックの後継が存在するようだ

昨日注文したオレンジビックが届きました。

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わたしは昔ながらの油性ボールペンの書き味は好きです。

油性ボールペンは強い筆圧が必要と思われている節がありますが、そうではありません。強く書いたら強く書いたなりに、弱く書いたら弱く書いたなりに書けます。つまり強弱がつけられるんです。強く書いても、ジェットストリームみたいな濃い筆跡は期待できませんが、それでもそれほど見劣りするものではないと思っています。

さて、ビックのTwitterを見ていたら、こんなツイートを発見しました。

どうやら、ビックの後継モデルが近々発表されるようです。オレンジビックの後継というくらいですから、軸はオレンジ色なのではないかと思います。

どんなデザインなのか気になります。

【悲報】ビック オレンジが廃番に

ビックのオレンジといえば、1961年に発売されたロングセラー油性ボールペン。昔ながらの油性ボールペンといえばこのオレンジを思い浮かべる人も少なくないでしょう。

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今日、Twitterを何気なくみていたら、とんでもないニュースが飛び込んできました。

なに〜!!

早速Amazonで黒のFineを12本注文しました。残り2だったのでギリギリで買えました。

手元には以前ダイソーで2本で100円で購入した黒の中字が2本ありますが、廃番と知ったら全ての太さと色が欲しくなり、会社が終わったら速攻で市内の文房具屋を巡ってきました。

結局、青の中字には出会えませんでしたが、他のは全部手に入りました。

ビックオレンジといえば、程よい太さの六角形の軸と全くぶれないペン先、油性ボールペン独特のヌルヌルした筆記感がいいです。

独特のヌメり感を味わいたいなら1 mmのMEDIUMがいいと思いますが、普段使いは0.7のFINEがいいと思います。

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今後はビック クリスタルの販売を強化するそうです。

黄色い軸がなくなるのは残念ですが、基本的にな特徴はクリスタルに引き継がれていると思いますので今後はこちらを使いましょう。

一時的に売り切れになっているところが多いので、一部、リンクしておきます。

下のリンクは廃番じゃないクリスタルです。

Kindle Paper White!!

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 ちょっと前にKindleをまた引っ張り出して使っています。

日本で最初に発売されたPaper Wihiteで、2012年の12月に買ったものです。

digistill.hatenablog.com

使っていない時間が長く、何度も過放電を繰り返しているのでさすがにバッテリーが死んでるかなと思ったのですが、意外と元気です。

容量は2GBですが、マンガは入っていないのでまだ半分くらい容量が空いています。いっぱいになったら一時的にKindleから外せばいいので容量は問題ないです。

Kindleは私にとって不思議なデバイスで、気に入った時にはKindle神!とか思いながら使うのですが、やっぱり本は紙じゃないとねぇ・・・と思ったりして、放置されます。先日、気まぐれで引っ張り出して小説を読み出したら意外といいかも・・と思って、今ハマっています。

今のKindleに特に不満はありませんが、あえて言えば、バックライトのムラが気になります。明るくしすぎると目立つので、半分くらいの光量で読むことが多いです。そうすると気になりません。

電池の持ちを少しでも良くするために、通常はフライトモードにしています。

壊れたらキッズモデルがいいかなと思ってます。

 

 

 

木軸のペンは使い込むとどう変わるのか

木軸のペンは使っているとどんどん光沢が出てきます。

下の写真は上が使い込んだピュアモルトのグリップ、下がほぼ新品のピュアモルトの軸です。

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同じ材質ですが、使い込んだ方はだいぶ光沢があります。実物は写真で見るよりもっと光沢感を感じます。一方、新品のピュアモルトは光沢感はあるもののくすんだような感じに見えます。

光沢のある方は手に吸い付くようなグリップ感があります。ちょうど樹脂の軸のような感じです。新品の方はサラサラした印象です。

拡大して観察してみましょう。

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新品のピュアモルトの表面には小さな凹凸が一面にあります。一方、使い込んだピュアモルトの表面は小さな凹凸がなくなり平滑になっています。

木質材料の表面」(色材協会誌 33(4), 192-195, 1960, 上村武)によると、木材の表面粗さが光沢に影響を与えると書いてあります。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikizai1937/33/4/33_192/_pdf

使い込むことで加工時に発生する表面の微細な凹凸が均されるのではないかと思われます。その結果、指との接触面積が増え(真実接触面積が増える)、摩擦係数が上がり、グリップ力が向上したと感じるのだと思います。

自宅には計測器類がないのであくまでも推測しかできませんが。

ジェットストリームメタルエディションをピュアモルト化してみた

2012年にピュアモルトグリップのジェットストリーム4&1を書いました。

digistill.hatenablog.com

このボールペンは高級感があってすごく好きだったのですが、軸部にラバーコーティングが施されていてこれが加水分解によりベトベトになるという欠点がありました。

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すでに使わなくなってしばらく経っていますが、今触ってみるとセロハンテープの粘着面も顔負けのベトベト感です。こういうコーティングは要りませんね。

昨日からピュアモルトのペンを使っているということで、グリップを取り外して、メタルエディションのジェットストリームとグリップを交換することにしました。

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全く違和感ないです。

メタルエディションはグリップ部分がアルミ製なので、見た目はかっこいいんですが、手にするとちょっと拍子抜けするくらい軽いです。しかしながら、この真鍮+木のグリップにすると重量感が出て、バランスもグンと良くなります。

だいぶ長く使っていたのでグリップの木は艶々になってます。

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