0.7 mmなどの太めの芯のシャープペンシルは芯が減りにくいので、やわらかめの芯が使いやすいです。試しにクルトガ アドバンス0.7に手持ちのBや2Bの芯を入れて使ってみたところ、使い勝手がいまいちでした。芯の減りが早くて、理想的に尖らないのです。
0.5のクルトガにはクルトガ専用芯が入っているんだと思いますが、0.7には専用芯がありません。デフォルトの芯はHBがほとんどだと思うので、ナノダイヤの0.7ではないかと思い、買ってきました。
芯の表面形状がよく似ており、実際に書いてみても同じように感じました。しばらく書いてみても、上手に尖っていたので、これをアドバンス用として使っていこうと思います。
ところで、フォトショップを使ってクルトガの削れた芯の画像から、筆記角度を求めてみました。
結果は、57.5度でした。おおよそ60度ですね。先日の計算は45度で計算しましたが、60度で計算すると、アドバンスを使った時の線の太さは約0.4 mmとなります。
参考までに、公式というほどのものでもないですが、芯の直径がd、筆記角がa度の場合のクルトガの理想的な筆記線の幅wの式を書いておきます。
w = d / (2・sin(a))
Python的に書くとこうなります。
w = d / (2 * math.sin(math.radians(a)))