書き心地番長

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先日、プラマンの限定カラーのものが発売されたと知って、文房具店を数件回ってみたんですが、見つかりませんでした。そこで自宅にあったトラディオ プラマンを引っ張り出して使ってみました。
万年筆とフェルトペンの間のような書き味で、心地がいいです。わたしがこのペンをあまり使わなくなったのはインク漏れが結構頻繁に起きて手が汚れるからです。最近のリフィルは改善されたのでしょうか。

これに似た感じのペンがユニボールエアです。ユニボールエアの方がスムーズに書けますが、0.5でも結構線が太めでインクがにじみやすい欠点があります。書き味だけで言えば、エアーの方が上です。

一言でペンといっても、使うシチュエーションによって良さの基準は変わります。

利便性の高さと書き味を兼ね備えているなぁと思うのは、ジュースアップの0.5です。これはゲルボールペンの中ではナンバーワンといっていいほどのなめらかな書き味だと思っています。

しかし、先日も書きましたが、書き心地だけで言えば、万年筆に軍配が上がります。ただ、万年筆と一言で言っても、ペンの種類や個体差がありますし、いい万年筆を評価できるだけの経験も必要ですので、これといった一本に出会うには結構いろいろ試す必要があると思います。わたしの中で書き心地番長はやっぱりキャップレスです。どちらかというとボールペンのような書き心地なのですが、線のシャープさや筆記時の感触、筆記角度の許容性が半端じゃなく高いです。

気兼ねなくガシガシ書けるのは、鉄ペンか比較的大型のニブが実装されている#3776のような万年筆の中字でしょうか。鉄ペンですが、ボーテックスとかサファリのEFとか、コクーンのM、カヴェコのFなんかはいいですね。細字ならプレラとかTWSBIもいいですね。万年筆はニブが弾性変形することで筆記時の衝撃を吸収してくれます。その特性を味わえるのは金ペンです。書き心地がなめらかかどうかという点に関しては、鉄も金も変わりなく、むしろ、個体差や使い込みの程度による差が大きいです。

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わたしは常に複数本のペンを机の上に出して、気分によって使い分けています。

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