発売されたばかりのアクロエボを買ってきました。
定価220円(税込)で、アクロボール(165円)のちょい高級版といった感じです。
0.35と0.5の2種類あり、0.35の軸は白で、0.5の軸は黒になります。リング状のモチーフには6種類のカラー展開があります。それぞれのカラーにはテーマがあります。
Confidence Red:自信
Cool Blue:冷静
Inspiration Yellow:ひらめき
Bright Orange:明るさ
Relax Green:自然体
Elegant Violet:気品
私が購入したものはElegant Violetです。テーマというより、色で選びました。
これは口金付近の画像です。こういうプラスチックの成形品は射出成形という方法で成形されます。金型に材料を注入する部分がありそこからゲートという通り道を通って金型内部に材料が充填されます。上の写真に大きくて白っぽい痕が見られます。よく見ると小さなポッチがあり、この部分がゲートであることがわかります。全ての製品にこの痕がありました。
不良というほどではありませんが、これはいわゆるシルバーストリークではないかと思います。場合によっては不良になります。材料の乾燥不足でガスが発生したりしたときにできます。この場合、すべての製品に同じように発生していたので、金型の設計か材料選定、あるいは成形条件がまずいのかもしれません。
口金とリフィルのガタつきはほとんどなく、良好です。
リング状のモチーフは印刷です。
ボール径を表示するロゴの色はグレーでシックな仕上げになっています。
アクロボールと形状はよく似ていますが、同じではありません。重量はアクロエボが9.18グラム、アクロボールが9.52グラムでした。アクロボールよりもアクロエボの方が少し軽いようですが、感じられるほどの差ではありません。
グリップにはタイヤパターンがなく、スッキリしています。アクロエボのグリップの方が好きです。形状はよく似ていますが、エボの方が先端付近の「えぐれ」が軽微で、自然なグリップ感です。