フリクションボールノックゾーン ラバーグリップタイプ

フリクションボールノックゾーンのラバーグリップタイプが届きました。

アクリルグリップタイプとの見た目の違いはこんな感じです。

重量は14.5グラムでバランス係数([ペン先から重心までの距離 / 全長])は74.5/ 155 = 0.48でした。アクリルグリップタイプと比べると重量は5.5グラムほど軽く、重心は11 mmくらい高いです。

比較するとアクリルグリップタイプの方が重量感があり低重心で安定感を感じますが、ラバーグリップタイプも比較的重量感を感じます。普段使いの気軽さはラバーグリップタイプにあると思います。

軸の後端部はほぼ同じ感じの樹脂製です。重量はアクリルグリップタイプの5.6グラムに対して5.5グラムでした。

どちらも表面は艶消し仕上げですが、質感がだいぶ違います。アクリルグリップタイプの軸は吸い込まれそうな艶消し黒ですが、ラバータイプの艶消し黒は若干テカリを感じます。

下の写真は左がアクリルグリップタイプ、右がラバーグリップタイプです。

アクリルグリップタイプは樹脂自体が黒いですが、ラバーグリップタイプはベースの樹脂は透明のようです。

互換性があるので、相互に入れ替えることは可能でした。

下の写真はグリップ部のネジです。

ネジ部の長さが異なります。

ラバーグリップタイプにも樹脂リングがちゃんとあります。

下の写真は左がラバーグリップタイプ、右がアクリルグリップタイプです。

チップホールドシステムの樹脂部品がラバーグリップタイプはしっかり固定されていないようで、リフィルを抜いて逆さまにすると内側に少しだけ入り込みます。一方、アクリルグリップタイプは少し固定されています。

リフィルのホールド力もアクリルグリップタイプの方が強めです。

どちらもリフィルは同じなので筆記感自体に大きな差はありません。

フリクションボールノックゾーンの醍醐味はラバーグリップタイプで十分に味わえます。ただし、見た目の高級感や低重心、筆記振動の伝わりにくさはアクリルグリップタイプの方が優秀です。

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