パイロット ハイテックCコレト1000

ハイテックCコレト500が気に入ったので、1000も買ったみました。1000には軸色が5色あって、ブラックとブラウンはつや消し塗装ですが、シルバー、レッド、ブルーはつや塗装になっています。

わたしが買ったのはシルバー。

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大きさは500とほぼ同じです。重量は軸のみで、500が9グラム、1000が12グラムです。リフィルは4本で4グラムほどで、それぞれリフィル込みの重量は13グラムと16グラムとなります。

重量差は3グラムですが、結構違いを感じます。

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500の軸色は樹脂の色ですが、1000の軸には塗装が施されています。金属ではないです。

500にはラバーグリップが実装されてますが、1000にはありません。

リフィル交換時に開ける尻軸の蓋の固定方法が違います。500はポンデオープン方式といって、樹脂の嵌合を無理やり開ける方式ですが、1000はボタンでロックを外す方式です。

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手は混んでいますが、使い勝手に差はほとんどありません。

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店頭でリフィルなしの状態で見ると、なんで値段が倍も違うんだろうと思ったのですが、リフィルを入れて、落ち着いて手にすると、やはり1000には高級感があります。

例えばグリップ上部にある銀色のパーツは似ていますが、異なります。

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1000はこの部分が金属になっています。開けてみましょう。

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3グラムの重量差はこのあたりの構造差が大きそうです。

グリップの中を観察すると、おもしろい構造が見つかりました。

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この構造は500も1000も共通です。

なんのための構造でしょう?芯の誘導ガイドかなとも思いましたが、このような構造が必須とは思いません。

コレトはペン先に嫌なガタつきをほとんど感じません。グラグラはしますが、かちゃかちゃする感触はほとんどありません。リフィルを若干ホールドする効果が期待できるのかもしれません。

今回購入したインクはブルーブラック、ブラウン、チェリーピンク、アプリコットオレンジです。

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アプリコットオレンジとオレンジの差はあまりないかなと思います。色が違うのは比較すればわかりますが、線の性質に意味を持たすほどの差はないと思います。個人的にはグレーが欲しいのですが、ラインナップされてません。

サラサクリップにはグレーがありますが、結構いい色です。

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コレトは書き心地も発色もいいのですが、インクの減りはかなり早いです。割とみるみる減ります。リフィルの予備はそれなりに準備しておいた方がいいと思います。

今回、色んなカラーを買ったのは比較したかったからです。お互いに同じ色を入れておけば、いざという時に困らないかなと思ってみたり、5色軸をリフィル持ち運び用に準備してもおもしろいかなとか考えてます。

わたしは大量筆記にコレトを使おうとは思ってません。あくまでも色分けしたい用途とか、手帳筆記に使うつもりです。

 

 



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