劇的に進化した「クルトガ新スタンダードモデル(KSモデル)」をさらに使いやすくする技

クルトガKSモデルは劇的に進化してかなり使いやすくなりました。

クルトガシリーズ全てに言えるのですが、私の場合、クルトガエンジンの上下動よりも芯を保持する部分が口金付近に当たる時の衝撃音の方が気になります。

このブログでは何度も書いているのですが、その音を限りなく無くす技があります。音を消すことでクルトガエンジンの上下の動きはほぼ気にならなくなります。

モデルによって塗布する部分が微妙に違ったりしますが、KSモデルの場合、下の写真の赤丸の部分に少量のグリスを塗布します。

グリスの種類に関しては特に検討したことはないですが、KSモデルにはシリコーングリスを少量塗布しました。シリコーングリスは手元にあったTWSBIに付属していたものです。ただ、このシリコーングリスは液体状なので、もう少し固形っぽいやつの方がいいかもしれません。溶剤を含むような機械油や樹脂材料と相性の悪いグリスを使ってはいけません。少し高価ですが、フッ素系のグリスやシリコーングリスがいいと思います。(この方法もあくまでも私がやっていることの紹介であり、推奨はしませんが、もし試してみたい場合には自己責任で実施してください。)

この場合のグリースの役割は滑らせることが目的ではなく、金属と口金が当たる際の衝撃を和らげるのが主な目的です。このような方法のデメリットは紙面を汚してしまう可能性があること、汚れが付着してクルトガエンジンの動きが悪くなることなどが考えられます。私の場合、まだ不具合が出たことはありませんが、不具合が出るのは覚悟してやってます。

全然関係ないですが、実は、BICのRe'Newの塗装が少し滑りやすいと感じたので、自動車用のコンパウンドで塗装面を研磨しました。途中まではうまくいっていたのですが、少々やり過ぎてこのようになりました。

塗装がなくなり、地金が見えています。

余計なことをすると、こんなことも起こり得るという例として紹介しておきます。汗

ちなみに、0.3のKSモデルにはグリスを塗布していません。音はしますが、0.3の場合、不思議なことに音がそれほど気にならないです。また、カチャカチャ書くのもそれはそれで楽しいかなと思ったりもしています。

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