Fitbit Senseを買って2ヶ月半経過

Fitbit Senseを買ってから2ヶ月半くらい経ちましたので感想や使い方、気がついた点を残しておきます。

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(今日は体調が悪くてほとんど動いていないので、歩数が少ないのはそのせいです)

使い方ですが、基本的に風呂以外ではずっとつけています。

充電は2、3日に1回、風呂に入る間だけ充電しています。ウェブサイトには6日以上のバッテリーライフと書いてありますが、そこまでは保たない印象です。私は朝起きてすぐに常時点灯モードに変えて、会社に着いたら常時点灯をオフにします。常時点灯は結構バッテリーを消費するようです。

風呂に入る前には外しますが、その際には本体とベルトをシルコットみたいなもので拭くようにしています。きつく巻きすぎると赤くなって痒くなることがあります。実は今も少し痒くなってて、上の写真の左端あたりの腕が赤くなってるのがわかると思います。ちなみに、結構肌は弱く、尿素が入った保湿クリームが使えなかったり、絆創膏とか湿布とかは長時間貼れません。

Fitbit Senseのガラスはゴリラガラス(世代はわかりませんが3かな)を使っているようです。日常的に使っているとぶつける事もありますし、ジムでマシンにぶつけることもあります。よーく見ると小傷があるようにも見えますが、気になるような傷はありません。どこまで気にするかにもよりますが、余程手荒に使わない限り、カバーは必要ないと思います。

寝る前に2分モードの短いマインドフルネスを必ずするのですが、それが結構良くて、入眠までが早くなりました。

使っていて気になったのは、睡眠スコアが出ない日が多いことです。これはちょっと期待していた機能だけに残念です。試しにアプリを入れ直したところ、5日間連続で記録されましたが、今日は記録されていませんでした。

いろんなデータが記録されるのですが、体調に連動してデータが変わるのがよくわかります。体調が悪くなると確実に心拍変動が小さくなりますし、皮膚温が上がったりします。先週末からちょっと体調が悪かったのですが、今週は火曜日に血中酸素濃度が基準値を下回っていました。睡眠時間を増やして休むようにしたら、日に日に血中酸素濃度が正常に戻り、心拍変動も良好になってきました。トレーニングの時にも心拍数を常にチェックするようになりました。これまではどんどん無理して吐き気がすることがありましたが、それは心拍数が上がりすぎていることが原因だとわかりました。このように、ちょっと体調悪いなと思ったら、データを見て、気のせいなのか、本当に体調が悪化しているのか参考になります。

私は体に何かをつけておくのが苦手というかあまり好きではないので、腕時計も基本的にはしてこなかったのですが、このような体調管理をするデバイスは健康維持に役に立つと感じています。

最近、Fitbit luxeというのが発表されましたが、手頃な価格でなかなか良さそうです。デザインが女性向けっぽいので男性はちょっと使いにくいかもしれません。黒系のベルトなら違和感ないかも。

blog.fitbit.com

 

 

 

新生活が捗る逸品

#新生活が捗る逸品

はてなダイアリーのお題です。

最近、あまり新しい文房具を買っていなくて、キャップレスもマルチ8もつい最近書いたばかりで、さて困りました。

 今回は文房具からあえて離れて、本の紹介をします。

私は仕事で多少なりともデータを扱う身なのですが、統計解析には苦手意識がありました。とあるトラブルでどうしても納得できないデータ解析を見せられたのですが、直感的にはなんかだまされている感を感じつつも、どこがおかしいのかよくわかりませんでした。

統計解析をまともに取り組んでこなかったという負い目もあり、去年の終わりくらいから心機一転、勉強し直すことにしました。何冊か簡単な本を読んで、なんとなく世界観を掴み、つい最近読み終わった本がこれです。まだ読み残しはありますが、一通り読んで、これはいい本だと思ったのでオススメします。

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表現が簡素でそっけない感じを受ける部分もありますが、何度も繰り返し読んでいくと必ず理解できますし、むしろ無駄のない記述が理解の妨げになりません。演習も変に難解なものはありません。

著者が副読本として書いたこちらも揃えておくと、たまに役立つと思います。こちらは通読するような本ではないので、つまみ食いでいいと思います。

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仕事でデータを扱う人には是非一度読んで欲しい本です。

今時はエクセルとかR、Pythonで簡単に統計解析ができます。しかしながら、本当に理解しているのかな?と疑問に思うことが多々あります。

一例を挙げると、計測器Aと計測器Bの測定値が同じかどうかを比較する場合、通常は「2つの母平均の差に関する検定や推定」を行うと思います。単に有意差検定とか言ったりするんですかね。あるとき、これを相関分析している人がいました。「相関係数が1に近いから計測器Aと計測器Bの計測値は同じである」というのです。大体似たような数値が出てきたので、錯覚したのかもしれませんが、例えば、(A, B)のデータの組み合わせが(1, 2), (2, 4), (3, 6)みたいに得られたとします。この場合も相関係数は1になります。相関係数が1であることは、データAとデータBが同じであること意味しません。つまり、使うツールを間違っているんですね。まぁ、この手の間違いを目にすることは少なくありません。

統計解析を勉強すると、なおさらそういうのが目につくようになります。自分も含め、理系の大学を出てても統計解析をそこそこ理解している人って意外と少ないんじゃないかという気がします。

繰り返し言います。仕事で数値データを扱う人は、絶対に統計解析の基礎は勉強しておいた方がいいです。それだけでちゃんとした実験ができるようになりますし、データの見え方が変わります。

ほとんど知識がない状態から読むともしかしたらいきなり2章くらいで???となるかもしれません。その場合には、かなり簡単な入門書を一冊読むことをオススメします。また、3章もちょっと理解しにくいと思います。統計の検定では通常「帰無仮説」という仮説を立てて、それを否定することで、「対立仮説」が正しいという論理を展開します。これは背理法なのですが、なんでこんな周りくどいやり方をするのかとか、「帰無仮説は「有意である」からそれを棄却し、対立仮説を採択する」みたいな言い回しが出てくるのですが、普通の会話感覚からすると、何言ってんの?ってなると思います。理解できなかったら、4、5回繰り返し読むことをオススメします。そうすると次第に慣れてきます。3章が理解できれば4章以降で理解に苦しむ部分はあまりなくなると思います。*マークのついているところはちょっと程度の高いところなので最初はすっ飛ばして読めばいいと思いますが、個人的には3章の3.3検出力のところはオススメです。この辺が理解できると、n数がもう少し欲しいねぇなんて時の根拠が理解できるようになります。

統計解析の基礎を学びたいなら、この本をなんの迷いもなく通読することを強く勧めます。私はこの本を読み込んでみて、初めて統計解析がなんなのかが少しわかったような気がしました。本によってはなんだか大上段に構えて拒否されてるんじゃないかと錯覚するようなものもありますが、この本はそうじゃないです。読めば読むほど、著者の理解して欲しいという思いが伝わってきます。一読の価値があります。私もまだまだ読み込んでマスターしようと思ってます。

 

入門 統計解析法

入門 統計解析法

  • 作者:永田 靖
  • 発売日: 1992/04/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

統計的方法のしくみ―正しく理解するための30の急所

統計的方法のしくみ―正しく理解するための30の急所

  • 作者:永田 靖
  • 発売日: 1996/10/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

完全独習 統計学入門

完全独習 統計学入門

  • 作者:小島 寛之
  • 発売日: 2013/06/17
  • メディア: Kindle版
 

 

 

 

 

 

 

はじめての統計学

はじめての統計学

  • 作者:鳥居 泰彦
  • 発売日: 1994/01/01
  • メディア: 単行本
 

 

統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)

統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)

  • 発売日: 1991/07/09
  • メディア: 単行本
 

 

 

統計学演習

統計学演習

 

 

ノースフェイス ホットショットクラシック

6年使ったDAKINEのリュックのコーティングがだいぶダメになってきて、黒い粉が出てくるようになりました。

digistill.hatenablog.com

通勤用にリュックを新調することにしました。グレゴリーと迷ったんですが、グレゴリーは以前使っていたので、今回はノースフェイスにしました。色は黒がかっこいいと思ったんですが、よく見かけるので、あえてちょっとライトなアスファルトグレーライトヘザーっていう色にしました。

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ちなみに、6年使ったダカインはこんな感じ。外見的には全然問題ないですが、内部が結構ボロボロです。こういう道具は使い込んですり減った感じがかっこいいと思うので、まだジム用に使います。

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部屋は大きくふたつあって、前側はこんな感じ。

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メイン部分には内ポケットが2個あります。

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ショルダー部分が通気性が良さそうです。

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キャップレスは使えば使うほど良くなる

お気に入りの万年筆のひとつがパイロットのキャップレスです。

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私のは絣という柄のものです。

一般的な万年筆と比べるとだいぶイメージが違うと思います。最大の特徴はノック式だということ。ノックするとクリップの先から小さいニブがちょこんと現れます。

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銀色ですが18金です。ペン先から出ている部分はかなり小さいですが、ニブ自体はかなり長細いです。

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まず、キャップがないということで気密性が気になるところですが、これに関しては全く心配する必要はないです。キャップ式の万年筆と変わらないか、むしろ優秀なくらいです。何ヶ月も放置しない限り、インクが乾いてしまったと思うことはないと思います。

クリップの位置も変な感じがしますが、これに関しても全く違和感はありません。むしろ、この配置の方が好ましく感じるほどです。

買う時に少し調整してもらったからかわかりませんが、買った時からとにかく書きやすいです。引っ掛かり感は皆無で、滑らかかつ程よい摩擦感があります。ニブは大きくしなるようなことはありませんが、ペン先が紙面に接する時にはなんとも言えない柔らかさがあります。しなりとか、がたつきとかそういうレベルではなく、高級車のサスペンションを思わせるような上質なものです。

使用頻度は高くて、勉強とかメモとかそういうのによく使っています。道具というのは使えば消耗するものだと思いますが、万年筆は使えば使うほど良くなります。ペン先が慣らされるというのもあると思いますが、ペンそのものに指が慣れてくる影響も大きいと思います。

キャップレスのペンポイントはぷっくりした独特の形状です。おそらくこの形状が独特の使い易さを生んでいるんだと思います。あまりにも使いやすいので、バックアップ用としてもう一本欲しいです。

ちょっといい万年筆を買いたいならキャップレスは候補の一つに入れる価値のある万年筆だと思います。

字幅はFしか使ったことないですが、ちょうどゲルボールペンの0.5くらいの太さで使いやすいです。個人的にはMも興味あります。

 

 

 

ぺんてる マルチ8、スーパーマルチ8

お気に入りのペンは色々ありますが、実用的に絶対に外せないのがぺんてるのマルチ8とスーパーマルチ8です。このブログでも頻繁に出てきます。

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この細い軸の中に8本の色鉛筆が入っています。原理的には芯を内部でチェンジできる芯ホルダーです。

マルチ8とスーパーマルチ8は中に入っているリフィルが違います。マルチ8は全て色鉛筆ですが、スーパーマルチ8には3本のボールペンと鉛筆の芯が入っています。

主にマーキングや図の色付けに使います。本を読むときには赤と青を多用します。私はスーパーマルチ8を赤に、マルチ8を青にして2本手元においていることが多いです。スーパーマルチ8には普通の青がないのでこういう組み合わせになります。

以前は本に線を引くのにボールペンを使っていましたが、マルチ8を使い始めてから、これしか使っていません。ボールペンはちょっと強すぎるんですね。

読む本のジャンルにもよりますが、私は理系の本を読むとき、まずは鉛筆で線を引きます。そして次に読むときに気になり度に応じて青とか赤を薄く引っ張ります。そして再度読むとき、これは間違いなく重要だ、覚えておくべきとか思ったら濃いめに線を引いたり、塗ったりします。必ずしもこのような流れではありませんが、いきなり赤い線をギューっと引くことはあまりないです。

参考までに何枚か例を示します。

ちなみに、黒鉛芯以外は芯を削って使うことはないです。太いままそのまま使っています。その方が色が薄く付くので好みです。

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最後の一枚はほとんど落書きのようなノリですが、結構気に入っています。

ボールペンでビャーッと線をいきなり引くより、このアナログな感じが好きですし、記憶の定着もいいように思います。

ぺんてる マルチ8セット PH802ST 色芯8色

ぺんてる マルチ8セット PH802ST 色芯8色

  • 発売日: 2015/06/27
  • メディア: オフィス用品
 

 

 

 

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