ここは赤えんぴつで書きましょう。小学校の授業の時、そうやって文字を赤えんぴつで書くことを覚えました。その後、青で書いたり、緑で書いたり、ピンクに塗りつぶしてみたり、いろんな小細工を覚えました。色にはインパクトがあります。使い分けることによって視認性や文字の持つ情報が増えます。
しかしながら、最近は文字の色を変えて書くことがほとんどありません。万年筆のインクが青いこともあり、青と黒の意味の違いもなくなりました。しかし、強調したいときなど、印をつけておきたいと思うことはあります。
そんな時に使うのがぺんてるのマルチ8です。
このマルチ8 、もう何度もこのブログには登場しています。
赤青緑を使うことが多いです。オレンジも時々使います。
この、いかにも色鉛筆って感じが好きです。この太い線のマーキングに慣れると、ボールペンのか細い線が頼りなく見えてきます。マルチ8 のセットには芯研器が付属していますが、使ったことはないです。
万年筆で書いていると、蛍光マーカーは滲むので使えませんが、マルチ8 は安心です。
ちょっとしたマーキングなら芯はかなり持ちます。
とりあえず黒か青で書いて、そのあと見直しつつマーキングすると、思考の整理にもなります。
ちなみに本を読むときもカラーのマーキングはしなくなりました。というか、マーキングそのものを意図的にあまりしません。メモやここぞというところには鉛筆で書き込みや印を付けたりはします。何度か読んでやっぱり気になればマルチ8で色をつけるのはありかもしれません。
なぜマーキングを辞めたかというと、次第にマーキングすることが目的になってしまい、流れが中断されるのが嫌だからです。あと、どうしてもマーキングすると覚えないと、という意識が働き、無駄な能力を消費してしまうからです。テストを受けるわけじゃないので、覚えることは最小限にしたいです。知識を増やすというより、何度も参照するのが面倒なので覚えてしまう感じの方が疲れません。いつのまにか覚えてたというのが理想ですし、そのように覚えた知識じゃないとなかなか消化しきれません。
知識を得ることは本来楽しいことだと思います。どうせ勉強するなら楽しい方がいいです。
ちなみに似た製品でスーパーマルチ8 というのがありますが、こちらはリフィルの構成が異なります。個人的には2本ともあったほうがいいと思います。