クルトガKSモデルのストロークのおおよその推定(従来モデルのおよそ半分?)

ものさしやルーペ、その他もろもろを活用して、クルトガKSモデルのストロークを推定してみました。

まず、ノーマルクルトガのストロークですが0.5 mmのメモリに若干到達しない程度でしたので、概算で0.4 mmとします。ギア間隔を見ても大体そんな感じですが、動きを直接見た方がわかりやすいでした。

KSモデルのストロークは次のようにして推定しました。

まず、10ノックあたりの芯の長さを計測したところ4.5 mmほどでした。このことから1ノックの芯の繰出量は0.45 mmであることがわかります。そこでガイドパイプと芯のちょうど境目のところに目隠しをして、芯を押してどのくらい芯が隠れるかを計測しました。正確性はかなり落ちますが、おおよそ半分ほど隠れましたので、KSモデルのストロークは0.45 / 2 = 0.225 mmということになります。

0.4 / 0.225 ≒ 1.8

ということで、KSモデルのストロークは従来モデルもおおよそ半分くらいなのかもしれません。

これが正しいと受け入れて、考察を深めていくと次のようなことが考えられます。

クルトガアドバンスなどの倍速エンジンと同じ角度のギアを有しているとするならば、ストロークを半分にしてピッチを倍にすると40回で一回転することになります。そういう設計になっているとするならば、40回で一回転する事実と一致します。

ギアを見ればわかる話ですが、今はまだ分解するのはもったいないので、現段階では上の結論はただの妄想です。笑

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