遠藤先生のコラムにある記事と内容的には一緒ですが、さっき、時間計算をしている時に、あれっ?となったので、私としても書いておきます。
【使用機種】SHARP EL-501J(標準関数電卓)
【問】9時23分に18分を足しなさい。
【解答】
キー入力1:[9][.][2][3][→DEG][+][0][.][1][8][→DEG][=]
表示1:9.683333333
キー入力2:[→D.MS](実際のキー入力は[2ndF][→DEG])
表示2:9.406000
【解説】
9時23分に18分を足す計算は計算機を使うまでもなく、9時41分です。
しかしながら、最終的に得られた答えは9時40分60秒となりました。つまり、9時41分のことですが、41分を40分60秒とするのはちょっと変です。
どうやら60進数を10進数に直すときの誤差で切り捨てられるため、10進数から60進数に直す時に四捨五入すると60秒にはなるけど、1分を超えない数とされているんだと思います。しかしながら、60進数において、60というのは桁が上がる数となるわけですので、9.406000という表示はやはり9.410000とするべきだと思います。