ムサシのCOBライトは小さくて明るくて使い勝手がいいです。エギングにも持っていこうと思い、予備をひとつ買ってきました。充電式ぴかり MINI LIGHTという商品名ですが、型番はWRC-23BKです。最後のBKは色ですが、黒以外にもいろんなカラーがありました。暗いところでもみやすいように明るい色を買おうと思ったのですが、黒がかっこいいので黒にしました。
内容物は本体とUSBケーブル(A-C)です。WRC-23BKもパソコンやスマホ用のUSB Cでは充電できない仕様です。
以前購入したのは2021年に発売されたもので最大光量が500 lmのものでしたが、今回購入したのは600 lmです。
電池の容量は同じですが、明るさの設定に若干違いがあります。
WRC-23BK |
強 |
中 |
弱 |
点滅 |
明るさ |
600 lm |
350 lm |
100 lm |
- |
電池寿命 |
1 h |
1.5 h |
5 h |
3 h |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
COB-WL001 |
強 |
中 |
弱 |
点滅 |
明るさ |
500 lm |
350 lm |
140 lm |
- |
電池寿命 |
1 h |
1.5 h |
3.5 h |
3h |
見た目はこんな感じです。
WRC-23BKとCOB-WL001の電池容量は同じですが、最大光量が100 lm違います。おそらく、LEDカバーの開口部を広げたことが主な効果だと思います。また、弱の光量を絞ることで最大発光時間が3.5 hから5 hに伸びています。
スイッチを押した時の挙動も少し異なります。
WRC-23BKはスイッチを押すと、「強ー中ー弱ー点滅ーOFF」となります。
COB-WL001は「中ー弱ーOFF」です。最大光量にするためには長押しする必要があります。最大光量にした後は一度ボタンを押すとOFFになります。
使い勝手は特にどちらがいいというのは感じません。COB-WL001は任意のモードで長押しすると最大強度にできたので、点滅モードを回避して電源をOFFにでき、その使い方が気に入っていましたが。
商品デザインはCOB-WL001の方がいいです。WRC-23BKの最大のデメリットは三脚固定穴がないこと。これは大きくマイナス点です。
また、ミニスタンドがなくなったのも地味にマイナスポイントですが、その代わりにWRC-23BKはクリップ仕様になっています。磁石はどちらにも実装されていますが、小さくなりました。
カラビナはデザインが変更され使いやすくなったと思います。
WRC-23BKの最大の特徴はIP65相当の防水機能が実装されたことでしょう。
重量はWRC-23BKが43グラム、COB-WL001が42.5グラムでした。
実際に使ってみると、最大光量の差はわずかです。
光の色がCOB-WL001は寒色系でWRC-23BKはわずかに暖色系です。
ライトとして考えれば、中で十分な明るさが確保できます。弱だとちょっと暗いと感じると思いますが、災害時などは弱でも活動するには十分だと思います。WRC-23BKは弱の光量を少なくして最大電池寿命が大幅に伸びました。ただ、実際に弱の光量を比較してみると、感覚的には大差がありませんでした。この点は長時間駆動が可能なWRC-23BKの方がいいです。
両方とも100%充電し、中で駆動時間を比較してみました。
スペックではどっちも1.5時間ですが、実際は1.5時間をすぎても電源は切れませんでした。しかしながら、1時間を過ぎるとどちらも光量は落ち、1.5時間過ぎる頃には感覚的に光量は半分以下になっているように感じました。(しばらく休ませると連続点灯していた時より明るく光りました。)
COB-WL001は電池が弱っているのかと思っていましたが、そういうもののようです。
価格差を考えればCOB-WL001で十分だと思いました。
多分、これも同じ商品だと思います。