尾道

高速道路の上限額が1000円になったということもあり、ちょいと久々に尾道に行ってみた。尾道には高速道路を使えば1時間程度で行けるのだが、高速代が片道2000円だ。これが半額の1000円になったというのはうれしい。今日は出る時間が遅かったので、1時間半程食べ歩きしながら写真を撮ったりした。
商店街には閉まっている店が目立ち、寂しい感じがあった。でも、やっぱり尾道尾道で、味わい深く不思議な魅力のある街だと思う。

次の一枚は尾道では割と有名な被写体だ。数年前にTri Xで撮影した同じ場所の写真を並べてみた。しかし、Tri Xはいい味の出るフィルムだなぁ。



ふと路地を眺めると一匹の犬を発見した。おぉ、あれに見えるはドビンちゃんではないか。久しぶりに見たドビンちゃんはもうだいぶお年を召されており、歩き方がヨチヨチ歩きになっていた。毛糸屋さんのおばちゃんによると、最近は階段を上がれなくなっており、山側には行かないそうだ。ドビンちゃんを初めて見たのは2004年だったが、そのときは坂の上にいたのを思い出した。
今日はもうお家に帰る途中だったようだ。腹が減っていたのか、はじめ、うどん屋「みやち」の前でしつこく吠えていた。

腹減ったワン!

「吠えちゃイケンよ。こっちきんさい。」と、毛糸屋のおばちゃんにしかられるドビンちゃん。

「あははぁ〜、しかられちゃったワン 汗」
次の一枚が2004年のドビンちゃんだ。当時はまだ山側方面も攻めて(?)いた。カメラはDiMAGE A1。写真はレタッチしている。DiMAGE A1はホワイトバランスがおかしいことがよくあったが、ちょいと補正すると何とも言えない味のある描写を見せてくれる。


今日は時間がなかったので商店街周りを少し撮影しただけで、後半は薄暗い感じだったので写真が撮りにくかった。今度はゆっくりと撮影に来たい。じっくり撮影となるとやっぱり一眼レフがいいなぁと思った。でも、コンパクトはコンパクトの魅力がある。コンパクトの場合、ポケットに入れておきながら何気なく被写体に近づき、サッと撮影してしまえる。これが一眼レフだと、さぁ撮りますよ撮っちゃいますよ的アプローチになりがちだ。コンパクトと一眼レフを使い分けるのがベターだろう。
ちなみに、今日のカメラは全てF30。

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