セブンイレブンでたまたま見つけて買ってきました。
去年の7月に発売されたのは1000円でしたが、今回のは1500円でした。0.01 g単位で計れるのは同じですが、最大600 gまで計ることができるようになりました。
1000円の時のはおそらく同じだと思われるものがAmazonで1000円弱で売っていたので、あまり欲しいとは思いませんでしたが、今回のものはAmazonで2000円くらいで売っています。しかもAmazonのものは最大計量値が500 gのようですし、相対的な価格だけで考えれば、携帯ケースも付属しているのでお得だと思います。
箱を開けて、まず思ったのが・・・小さい。手のひらに乗せるとこんな感じです。
軽量部の保護カバーと合皮のケースが付いています。
ちゃんと丁寧に梱包されていますよ。
電池は単四が2本で動作します。電池は付属していません。
計量部に負担がかかるので、電池を入れるときはケースを取り付けておいた方がいいです。
電池のカバーの取り付けは少しくせがありますが、保護カバーを取り付けてしっかりと押さえながらスライドするとそれほど無理なく閉めることができます。
カバーを取り付けると計量部が保護されますから、不意に重たいものを乗せたりして壊すことを防ぐことができます。
電源ボタンを押し、しばらくするとこのように表示されます。30秒で自動で電源は切れます。
結構明るいバックライトが実装されているので暗いところでもはっきり見えます。ただ、左側から光が結構漏れていますし、ボタンを押すと若干液晶の表示が乱れます。少し安物感を感じるポイントです。
ボタンはカチッとしっかりとしたクリック感のあるボタンです。TAREというのは風袋機能です。風袋機能というのは容器などを軽量部に乗せた後、押すと0表示になるというものです。まぁ、物を載せたままゼロ表示にできるってだけです。MODEでものの個数を計測するモードに入ることができます。軽量したいものを25個、50個、75個、100個いずれかのせ、重量を覚えさせると、計数ができます。私は使うことがないモードです。
カバーは軽量用の皿として使えます。
小型のスケールなので、少し大きいものや粉体状のものを計量するときには役立つと思います。
試しに10円玉を測ってみました。
ピッタリ4.5 gです。しかし、測り直すと・・・
下2桁目はおまけ程度だと思った方がいいと思います。
学生時代は0.1 mgオーダーくらいは計量していましたが、そのくらいになると、振動や置く台の材質、水平、計量するものの温度、風の流れなどを意識しないときちんと測れません。材質によっては湿度の影響もかなり受けます。また、地質や緯度の影響も無視できなくなります。鉄などの磁性体の上に乗せたりしたらまず正確に測れないと思った方がいいです。10 mgオーダーくらいはある程度ラフでもきちんと測れないといけませんが、まぁ、価格が価格なのでこんなもんでしょう。
私の主目的は文房具の重量を計ることなので、全く問題ありません。ペンの重量を計るとき、インクの残量とかシャープ芯が何本入っているかとかは考慮していませんので、これ以上の精度を追い求めてもあまり意味はありません。
実際、仕様的にも計量誤差は±0.03 gとあります。
ちなみにハイユニの0.5シャープペンシルの芯を33本計測したら0.79 gでした。一本あたり約0.024 gです。この重量なら計測できるはずですが、1本では計測不可能ですので、過信は禁物です。ただ、シャープペンシルの芯1本の重量がおおよそ24 mgと分かっただけでも、興味深いです。これまで使っていたキッチンスケールは最小計量単位が0.1 gだったので、このような計測は難しいです。
さて、実際に計測してみましょう。
結果です。軽い順に書きます。
メーカー | 種類 | 重量(g) |
ゼブラ | ドラフィックス | 8.61 |
ぺんてる | グラフ1000 | 11.10 |
ヘデラ | スタンダード製図用シャーペン | 11.40 |
ぺんてる | スマッシュ | 12.66 |
パイロット | 2020 | 15.59 |
ヘデラ | 製図用シャーペンII | 15.62 |
ぺんてる | オレンズネロ | 16.39 |
パイロット | S20 | 17.99 |
ぺんてる | グラフギア1000 | 20.36 |
ぺんてる | ケリー | 21.36 |
パイロット | レグノ | 21.49 |
プラチナ | プロユース(ツチノコ) | 22.01 |
ロットリング | 600 | 22.25 |
ロットリング | ラピッドプロ | 24.51 |
下のサイトからまだ買えると思います。
Amazonにある類似の商品はこちら。