シロカ ANDONファン SF-PC171

屋外で扇風機を使いたいことがあってポータブル扇風機を探していました。

昨日今日とホームセンターや家電店、アウトレットショップ、工具系プロショプなどで色々見てきました。

欲しい機能としては、充電式モバイルバッテリ駆動可能風量がそこそこあり、できれば首振り機能・タイマー機能があること。

実際店頭に行くと、数えきれないくらい、いろんなものがありました。

一見していいなと思ったのは、マキタの充電式のファンでした。無骨なデザインで道具感があります。しかしながら、本体は1万円前後とそれほど高くないものの、バッテリーまで購入すると3万円近くになります。バッテリーは電動工具や照明器具、掃除機などに流用できるので便利ですが、あいにくマキタの製品を持っていません。将来的な選択肢としてはアリだと思いますが、今回は購入を諦めました。

今日、ケーズデンキに行ってみると、シロカのアンドンファンというのが目に入りました。

見た目はそれほど特徴がありませんが、よくみると、機能がてんこ盛りです。

  • コードレス
  • 防じん・防滴仕様で、JIS 保護等級のIP44に対応
  • 置き型のパイプユニットのほか、クリップ式のアタッチメントも付属
  • 1・2・4・6時間の4段階に設定できるON/OFFタイマー機能
  • やさしく静かな微風から、パワフルな強風まで、風量調節6段階
  • シロカ独自のふわビューン技術により静音性も実現。木の葉がふれあう音より静かな約16dBの風(首振り+風量1の時)
  • 満充電で最大30時間使える(風量1、首振りなし)
  • お子様やペットのいるご家庭でも安心のチャイルドロックつき
  • カラビナ付きリモコン
  • アロマケース付属

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コードレスファンとしては十分すぎる機能です。

スイッチ類は全て背面にあるため、本体だけで操作するときはちょっとやりにくいかもしれませんが、リモコンが付属しているので特に問題はありません。

充電はUSB-C端子です。説明書には書いてありませんが、モバイルバッテリーでも充電および駆動可能でした。

内蔵バッテリーはリチウムイオン電池(8000mAh)でUSB端子でのアウトプットができるのでモバイルバッテリーとして使えます。

風量は手持ちのシャープのPJシリーズの扇風機と比べても遜色なく、最大だとPJシリーズの最大と同等か少し落ちる程度です。

30時間駆動するとありますが、風量1の0.85Wでの時です。最大風量だと12Wらしいので、最大風量の場合、せいぜい2、3時間と思った方がいいと思います。

充電は500回くらいできるようです。

モーターはDCブラシレスモーターなので耐久性が期待できます。

本体重量は800 gでパイプユニット、クリップユニット共に300 gなので合計1.1 kgほどで軽いです。このくらいの重量ならどこにでも気軽に持っていけます。

クリップユニットのクリップは結構強く、1 cmくらい挟めば十分に安定して固定できました。

ファンの音も気になるほどではありません。

実際の駆動の様子を下の動画に示しますが、印象としてここまで大きな音はしません。近くで撮影したため体感以上にうるさい感じがすると思うので、その辺は割り引いてみた方がいいと思います。

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上の動画にはオチがあって、実はこのファン、初期不良品でした。首振りが元に戻りません。無理やり元に戻すと動くので、何らかの制御不良で反対側に動かないようです。

ケーズデンキで買ったので電話してみると交換してくれるそうです。こういうところが実店舗で買う良さですね。ちなみに、税込ジャスト9000円でした。

シロカのアンドンファンはコードレスタイプの扇風機ですが、普通の扇風機として十分に使える本格的なものです。少々値段はしますが、満足度はかなり高いです。

いいものと出会えました。(初期不良は・・・ですが。汗)

マキタのやつだと18Vのバッテリーが使えるCF102Dがいいですね。バッテリーは付属していませんが、コンセントで使えばバッテリーは必要ありません。

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