9本目のケリーを手に入れました。
上の4本は限定品です。
5本目はクラフトデザインテクノロジー版ケリーで、6本目は通常品のネイビーです。
この2本は50周年記念モデルのケリーです。
ケリーを買う前は、古臭いデザインのシャープペンシルというイメージしかありませんでした。しかし、実際に手にしてみると、長年売られ続けている商品のオーラを感じます。見た目だけでなく、シャープペンシルとしての完成度も高いです。
今回購入したのは海外仕様の芯径0.7のケリーです。珍しく店頭で売っていました。国内版は0.5しかありません。ブラックとブルーが売っていたので、最初は黒牛(ケリー)にちなんで黒を買おうと思ったのですが、ブルーがきれいだったのでブルーにしました。
ちょっとわかりにくいですが、ロゴの印刷が金色です。
上が今回購入したブルー、下が旧タイプのネイビーです。ブルーの樹脂にはラメが入っています。ネイビーには入っていません。よく似た色ですが、どっちもきれいで、甲乙つけ難いです。
ネイビーは7年前に購入したものですが、まだ状態はかなり良いです。
このケリーは不幸なことに購入して割とすぐに会社のイスの下敷きになり、こんな感じになっています。
最初はヤワなペンだなとガッカリしていたのですが、その後、長年使っていても経年劣化をほとんど感じさせないくらい、質のいい塗装が施されていることに気がつきました。
普通に使っていれば、5年や10年は余裕で使えると思います。
ペン先を見比べてみましょう。
もはやアートってくらいきれいな形です。オレンズの口金の源流がここにありそうですね。
シャープペンシルは0.5をHBで使うのが一番普通に使える組み合わせだと思いますが、0.7や0.9を少し濃い目の芯で使うのもなかなかいいです。太い芯のメリットは、芯が折れにくいこと、ノック頻度が減ることです。0.7くらいなら線の太さもほとんど気になりません。