ユニボールシグノRT1を久しぶりに使ってみたら、よかった

たまたまユニボールシグノRT1の0.5を使ってみたら、思いのほか使いやすいでした。

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書き心地だけで言えば、キャップ式のユニボールシグノがダントツですが、ノック式の利便性は捨てがたいものがあります。ただ、ノック式のゲルボールペンには二つの欠点があります。

ひとつはペン先がガタつきやすいこと、もうひとつはボールが沈み込む感触があり、軽い筆圧だと線が掠れることです。

ペン先のガタつきはノック式ならある程度妥協するしかありません。

ノック式のゲルボールペンはインクが乾燥するのを防ぐために、ボールをバネで押し付けています。そのためペン先が紙に当たった時に少しボールが沈み込むような感じがあります。また、ある程度の筆圧でボールを押し込まないとインクが出てこないので掠れてしまします。キャップ式のシグノはこのボールの沈み込みがないため常にインクフローがよく、書きやすいんです。ボールの沈み込みは気になるものと気にならないものがあります。

とはいえ、最近のゲルボールペンはどれもよくできているので、普通に使っていて使いにくいと感じることはそんなにないかもしれません。

今回のRT1も同じ傾向はあります。

しかしながら、インクの出方やインクの色(ブルーブラック)がすごくしっくりときます。エッジレスチップなのでペン先のガリガリ感も少なく滑らかです。ジュースアップやエナージェルなどもかなりレベルが高いと思いますが、RT1の方がしっくりきます。

 

 

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