万年筆
先日のペンクリニックでは試筆用の紙として、ロディアを使っていました。 紙といっても、いろんな種類があります。わたしの手元にあるだけでも、以下のようなものがあります。 ミドリ MDペーパー、MD軽量紙 三菱 バンクペーパー 巴川製紙 トモエリバー ツバ…
先週の土曜日の発熱はB型インフルエンザでした。症状がインフルエンザっぽくなかったので、病院に行くのが遅れ、熱が少し長引いてしまいました。水曜日には熱が下がり、丸二日発熱が見られなかったので、今日は大阪に出張です。 タイミングよくなんばCITYの…
セーラーのコンバーターはどうにも動きがしぶいです。そこでガスケットにシリコンオイルを塗布してみることにしました。分解は簡単です。 銀色の部品をねじると簡単に外れます。そのまま黒いノブを引っ張ると、白いパッキンとガスケット付きのネジが外れます…
広島駅前の蔦屋書店に時々行くのですが、そこに「万年筆クロニクル」という本があって気になっていました。片岡義男の万年筆インク紙の中にもこの本のことが書かれていたため、どんな内容なのか確認するために買ってきました。 すなみまさみちさんという人は…
LAMYのサファリは純正インクを使おうと決めましたので、LAMYのブルーインクを買ってきました。サファリはだいぶ長い間使っていますが、LAMYのボトルインクを買ったのは初めてです。 インクボトルの下部に吸い取り紙がある独特の形状。 それほど意識してイン…
無印良品の丸軸万年筆を時々使いますが、最近、キャップが妙に渋くてはまりにくくなってきました。 わたしはこんな時、ボナンザを使います。ボナンザというのは釣り用のフッ素樹脂コーティング剤です。下の写真はスプレータイプですが、このような用途だと液…
ジブン手帳のIDEAにいろんな万年筆で文字を書いてみました。IDEAは方眼ノートなのですが、2マスで7ミリメートルのようです。罫線で言えば2マスでA罫相当ですね。 安定した悪筆なのはさておき、一通り書いてみて気づいたのは、ちょっと太めの方が書いてい…
ラジコンの部品を整理するのに使っていたプラスチックの容器がちょうど万年筆のインクカートリッジを入れておくのによさそうでしたので、実際に入れてみました。 メーカーは「リングスター」で、おそらく釣り具箱の一種で、型番的にはDM-1430が一番近いです…
ペリカンのスーベレーンの代表的なものにはM1000、M800、M600、M400、M300がある。M200はゴールドニブではなく、スチールニブだ。自分が持っているのはM400だが、これがよく手になじむ。M400はキャップを閉じた状態が127 mmと小さいので小型の万年筆と思われ…
キャップレスの種類やスペックってどうなってるんだろうと思って、少しまとめてみた。 製品名 キャップレス螺鈿 キャップレス フェルモ キャップレス デシモ キャップレス 木軸 キャップレス キャップレス キャップレス 品番 FCN-5MP FCF-2MR FCT-15SR FC-25…
今年のベスト10にペリカンのM400を入れなかった。なぜなら、書き味に若干気になるところがあり、とくに、縦の線を引くときに若干紙との摩擦が強いポイントがある。 使っているうちに少しずつ軽減している感じもするんだけど、まだ完ぺきではない。そこで金属…
あまり使わない万年筆を数本洗浄して保管しておくことにした。少し前からコンバーターCON-70の動きが悪いのが気になったので、分解してみることにした。ネジが接着されているようで、結構固いので素手ではすべって開けることができなかった。そこで、ゴム手…
時々、はじめて買う万年筆はどれがいい?という文章を見かける。そんなの人それぞれ、気に入ったのを買えばいいと思う。しかし、物を初めて買うときに何がいいんだろうとは誰でも必ず思うはずだ。たまたま適当にペン的なものを買ったら万年筆だったなんてこ…
しばらくTWSBI DIAMOND 580を使ってみて、確信した。 「TWSBI DIAMOND580は至高のスチールペンである」 自分は小さいものに何かが詰まった感じが好きである。必ずしもスケール的なものだけではなくて、価格とかそういうスケールも入る。わかりやすく言えば、…
TWSBI(ツイスビー)社という台湾の万年筆メーカーを知っているだろうか。時々ネットで見かけるので気になっていた万年筆メーカーだ。 今日、仕事が終わってから台北市の大安区にある「小品雅集」という万年筆ショップに行ってきた。22時までやっているので…
今月号のモノマックスの付録はCOACHブランドのボールペンと万年筆だ。しかも、缶ペンケース付き。税込み980円の雑誌のどこをどうやったらこのような価格で付録にできるのか不思議だ。 ↓カートリッジは二個付いている。下の写真はすでに装着済みなので、スペ…
たまたま古山浩一氏の11月28日のブログを見ていたら、セーラーのデスクペンのことが書いてあった。自分も何回かブログで紹介しているF-9ニブのデスクペンだ。ペン先の刻印が若干違うけど、間違いなく同じデザイン、同じニブのデスクペンに間違いない。 entot…
ダイソーでメモ帳を二つ買ってきた。 ひとつめはBUENONAというカバー付きメモ帳。こちらはそれほど紙質は高くなさそうだけど、A7の大きさのカバーが意外と良くて、ニーモシネとかにつけて使うのが目的だ。 早速、メモを外してA7のニーモシネをセット・・・、…
プロフィット21の書き味が比較的固く、ざらついていると感じていたのだが、最近、それは少し違うのではないかと感じてきた。 万年筆のペンポイントをルーペで観察しながら、紙が当たるように爪の先で少しだけペンポイントを押してみると、比較的軽い力でペン…
手持ちのペンから類推すると、パイロットのペン習字ペン、カクノ、コクーン、プレラあたりはすべてニブやペン芯の基本形状が同じだ。ニブは万年筆の心臓部だが、ニブだけでペンの価値が決まるわけではない。材質、色、形状、重量(バランス)等、デザインで…
万年筆の欠点のひとつとして、長時間蓋を外したままにすると乾いて書けなくなるという点が挙げられる。比較的早いものだと、数分でインクが出にくくなる。出にくくなったとしても数分程度なら、ペン先を紙に数回押し付けたりするうちに書けるようになる。 こ…
今日は一日、M400を使って過ごした。そこで改めていい万年筆って何だろうと考えてみた。 自分はよく簡単にいい悪いというなと言っている。例えば、「耐摩耗性がよくなりました」とかこういう表現を嫌うのだ。まず、何が良くて何が悪いのかの定義を行い、客観…
今日、万年筆をもらった。ペン先が柔らかすぎて気に入らないからと、ほぼ新品のスーベレーンM400だ。世の中、すごい人もいるものだ。そんなことがホントにあるのか?と思われるかもしれないが、ホントの話だ。 M400は非常にコンパクトな万年筆で、キャップを…
ドイツ出張中にAionの情報を収集しているときに、LAMYのサイトを見たら「万年筆ですぐ描ける!Simple Setch」という本が出版されていることを知ったので、買ってきた。 イラストレーター 兎村彩野さん インタビュー | ラミー・LAMY たまたま見たにも関わらず…
LAMY Aionに入れるインクとして、セーラーのジェントルインクのブルーブラックをチョイスしてみた。 ボトルは極黒と同じで、インクリザーバー付き。インクリザーバーというのはボトルの中に入っているプラスチックの小さな容器のようなもので、インクが少な…
LAMY AionのMと手持ちのSafariのMの太さを比べてみた。ついでにペリカーノJrのA、プラチナ プレジール0.5も同時に比較してみた。 (↓PelicanoはPelikanoの間違い・・・) 紙はジブン手帳のIDEAなので手帳用トモエリバーで、3 mm方眼だ。 インクの違いもある…
明日からドイツ出張だ。ドイツと言えば、ペリカンということで、久しぶりにペリカーノJrを引っ張り出してみた。初めて買った万年筆だ。このペリカーノJr、しばらく使わないでいたら、キャップが異常に硬くなり、放置していたもの。今日、改めて観察してみる…
パイロットのカクノやプラチナのプレジール、1000円クラスの万年筆といえども侮れない。気になっていて入手していなかったセーラーのハイエースネオクリアを入手した。 ↓上から、プレジール、カクノ、ハイエースネオクリア インクは青墨を使うことにした。と…
万年筆は実用的には日本のEFくらいが使いやすい。しかし、万年筆らしさという点においてはMニブくらいの方がおもしろい。インクフローが多めの方が筆跡に陰影があってよりおもしろい。 数日前からインクを抜いて休ませていたパイロットのコクーン(Mニブ)に…
未使用のコンバーターが一個余っていたので、洗浄して保管しておいたLamy Safari EFに取り付けて、先日購入した色彩雫「月夜」を入れてみた。 書いてみると万年筆独特のインクムラが表現されてなかなか味わい深い筆跡となる(字には全く味わいはないが)。ち…